授業中、ノートの切れ端で折り鶴をつくる
――折り紙は何歳の頃からやっていたんですか?
小野川:多分5歳くらいからですかね。いろんな遊びのなかでも、紙一枚でたくさんのものがつくれるということが楽しくてハマったのかなあと思います。5歳くらいのときは「子どもの折り紙辞典」みたいな本を見て折ったりしていたんですけど、小学校高学年になるにつれて、「大人の折り紙」みたいな本を見たりして、難しい形のものも折れるようになっていきました。
――鶴はその頃も折っていたんですかね?
小野川:どこで鶴と出会ったかは、全然覚えていないですけど、その頃も折ってはいたと思います。あとは、学校の授業中に、ノートの切れ端で小さな鶴を折っていましたね。折り紙のほかにも、細かい作業が好きなんですよ。中学高校に進むと、ミニチュアとか、プラモデルとか、あとはレゴもよくやっていました。
――学校にはそれ以降きちんと復帰できたんですね。
小野川:そうですね。中学高校は毎日通っていましたが、勉強はあまりせず、部活も帰宅部で、遊んで暮らしていました(笑)。
インタビュー:今井夕華